東洋医学的考え方「未病」を診る

以前、ペットの東洋医学を研究していました。
元々、鍼灸師であり、その教育にも携わっており、ペット(主に犬猫)への針灸、リハビリテーション、マッサージ、食育の研究をしていました。

東洋医学には、いくつかの特徴がありますが、その特徴の1つに「未病を診る」というのがあります。
病名がつかなくても、もっと早い段階で「ん?」と思ったら、予防の意味も含めてアプローチする。

未病の段階では、お薬や手術などではなく、食事や運動やマッサージ、サプリメントなどでケアすることで良い状態を保つ、悪くならないように心がけるということです。

ペットたちは、人間の言葉を持たず、人間のような表現をしないため、症状がでた時には、かなり状態が悪い・・・ということもあります。

大切な家族でもある愛犬や愛猫が元気がなくなった時、ペットも辛いと思いますが、私たち飼い主もハラハラドキドキ。(汗)
私は心配しすぎて、肩が凝り、体に力が入り、頭の中がぐるぐるし、睡眠不足になります。

その後はグッタリとなり、疲労困憊です。

まだ元気(に見える)な時から、予防も兼ねてできることをしていた方が愛犬・愛猫にとっても、そして私たち自身のためでもあると思います。